CONTENTS

EVOLVING TRADITIONAL INDUSTRY JAPAN /西洋化の波を超え100年続く繊維産地を支える哲学を見る

このツアーでは、繊維産業において不可欠な糸染めを行う2社を訪れ、伝統産業とその変遷を体験することができます。実際に土地を周り、一大産業の発展から衰退、その後の産地のレジリエンスを感じてください。福山は江戸時代より備後絣という織物が盛んに生産され、日本における繊維産業の一大産地でした。しかし洋装が普及するに伴いその生産量は激減します。その後、絣の生産技術で培った技術を生かし、デニムの生産が始まりました。今では国内のデニム生産の8割を占めるほどの地域に成長した福山。100年以上続く企業が多く残る日本を代表する繊維産業の地です。この地では時代の変化の中で技術革新と伝統技術を融合しながら、どのように産業が育まれてきたのでしょうか。それぞれの技術と職人に出会い「見て、聴いて、香って、触って」今までの100年とこれからの100年を体感する一日へ。ぜひ、伝統や文化に再起し続ける日本のものづくりの産地とそこに根付く精神性を感じてください。

  • 所要時間

    1日(9:30-17:00)

  • 定員

    15名

  • 料金

    207,000円/2名~ 詳細は資料をご確認いただくか、お問い合わせください。

  • 所在地

    坂本デニム株式会社:広島県福山市神辺町平野231 藍屋テロワール:広島県福山市山野町山野3410

  • アクセス

    JR福山駅集合・解散 JR東京駅から東海道新幹線で約3時間半 JR京都駅から東海道新幹線で約1時間半 JR新大阪駅から東海道新幹線で約1時間

  • その他

    オプションとして、デニム製造の上流工程だけでなく、仕上げ・活用を行う事業者のアップサイクルの取り組みや彼らを支援する行政と地域企業の連携事例等、各々の興味関心に合わせたツアーを組んでいただくことも可能です。

  • 見どころ

    福山の繊維産業において重要な役割を果たす2つの染色会社を訪問します。 ・坂本デニム 国内外から“技術のSAKAMOTO”と称され、132年間藍染技術を極める職人企業 ・藍屋テロワール 昔ながらの技法で、種蒔きから1年かけて育てた藍を用い、土地の色を染める若者集団